病院棟の屋上に建設された人工地盤上の緑化で、入院患者や病院職員ならびに来院者が自由に出入りできる開放された緑の空間が演出されています。
園内は、東西2箇所の広場を設け、回遊式の散策路で結び、段差のない歩道や花壇を利用したベンチ・パーゴラ・バラのアーチ等々を配置し、バリアフリー・ユニバーサルデザイン的工夫がなされています。
また、これらの構造物は木製で統一することにより柔らかくてやさしいイメージを与えるよう配慮されています。一方、植物は「四季の野草園」として旧3街区の野草や庭園植物を移植し、回遊しながら花と緑にふれる楽しみを与えています。